宮城、茨城の高校入試は推薦廃止で、学力重視

 これまで、学力検査を伴わない、推薦入試を行っていた宮城県と茨城県は2013年から学力検査を導入する。 
宮城県は自己推薦型の「前期選抜」、一般入試の「後期選抜」を実施するが、前期は3教科、後期は5教科の学力検査を行う。
 茨城県も例年2月に行われていた「推薦入学」を廃止して、「一般入学」1回にし、3月上旬に5教科の学力検査を実施する。

神奈川公立入試、共通選抜に一本化

 神奈川の公立入試は、2012年春まで自己推薦型の「前期選抜」と一般入試の「後期選抜」の二本立てだった。
 2013年春からは、これらが一本化され、全日制、定時制、通信制で、同じ日程の「共通選抜」となる。受験生の選抜は2段階で、第一次選考では、「学力検査」「調査書」「面接」などにより 定員の90%が決まり、残りの10%は第二次選考の「学力検査」「面接」の結果で決まる。 
 上位校を中心に実施してきた独自問題による入試はなくなり、各高校で、学力検査、調査書、面接のウエートのかけ方を設定する。調査書に記入される成績(評定)は2年生と3年生の時のもので、3年生の成績は2倍とする。
 埼玉県、静岡県、和歌山県はすでに入試を1回にしている。

秋入学 12大学が初会合

秋入学への全面移行を目指す東京大学の呼びかけで東大、北海道、東北、筑波、東京工業、一橋、名古屋、京都、大阪、九州の国立大学10校と、早稲田、慶應の私立大学2校で「教育改革推進懇話会」が発足した。
秋入学などの実現には、企業の入社時期の変更が必要となるため、今後企業などを交えた協議組織を別に発足させる。

主な協議事項は、下記の通り
・カリキュラム改革など大学教育の質向上
・入試改革など高校との接続改善
・秋入学など国際化への対応
・国際的・社会的な体験活動の推進
・大学教育に関する政策・制度
・社会への積極的な情報発信

国際派の人材育成へ大学が後押し

海外への関心が薄い「内向き志向」が指摘される現代の学生向けに、様々な大学が留学支援などを行い、世界で活躍する人材育成に力を入れている。

主な大学の支援内容は下記の通り。
1)早稲田大学:米国留学など4年間の特別プログラムを開設。また年15人を選抜し、米国の有力5大学に  一年間派遣し、渡航費などを補助。
2)一橋大学:英オックスフォード大などに1年間留学する制度を新設し、最大350万円を補助。
3)明治大学:単位の取れる正規授業で留学準備講座を開設。講師に企業人を招く。
4)慶応大学:2011年度に奨学金制度を拡充。米留学支援団体のスタッフが常駐する相談窓口を開設。
5)麗澤大学:最大30万円給付する奨学金制度を開設。
6)立命館大学:中国、韓国の大学と組み、3ヶ国の学生が合同で学ぶプログラムを新設。
7)同志社大学:4種類の奨学金で最大30万円を補助。
8)京都大学:国際的な英語運用能力試験「IELTS(アイエルツ)」を学内で実施
9)広島大学:5万円で参加できる2週間の海外研修を1年生向けに実施。

東京女学館大学、来春募集停止へ

東京女学館大学(東京都町田市)は2013年度の新入生の募集を停止し、2016年3月で閉校することになった。
小中高を運営する学校法人東京女学館(東京都渋谷区)が1956年に短大を開校し、2002年に国際教養学部のみの4年制女子大学に改組。開校以来定員割れとなり、2012年度の入学者は52人だった。

子ども向けに科学教室

東京都文京区は今年度、東京大など区内4大学と連携し、月1~2回科学者と子どもたちが触れ合う教室「子ども科学カレッジ」を始めた。今年度連携したのは区内に理系学部を持つ東大、お茶の水女子大、中央大、日本女子大の4大学。
応募資格は区内在住または在学の小学5年~中学生。第一回目の講座では定員30人のところに90人の応募があり、午前と午後の2回開催した。今後、定員を60人に増やし、応募者多数の場合は抽選にする。
今後は区内のほかの大学とも連携し、科学以外の分野での教室開催も検討していく。

外国人教授を倍増

政府の国家戦略会議は国公私立大学の外国人教授を2020年度を目安に現在の2倍の約4,000人に増やす方向を打ち出し、文科省と具体策を詰める方針。
専門科目を含めて外国語で学ぶ機会を増やし、英語や中国語など語学科目だけでなく、外国語で多くの専門科目を学べるようにし、国際的に活躍できる人材の育成や留学生の増加につなげる。外国語の講義が増えれば、海外からの留学生を呼び込む効果もあると期待している。

定住外国人児童への日本語指導

定住外国人の増加を受け、文科省は日本語指導方法の標準モデルを作り、授業についていけない子どもへの支援を強化する方針を決めた。
同省によると、公立小中高校で日本語指導が必要な外国籍の児童・生徒は2010年9月で約28,000人。2000年と比べて約10,000人増えた。これ以外に、言葉の壁に悩む子どもが約5,500人いて、日常会話はできても、教科の学習が困難なケースも多い。
     
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Author:フレンズ 帰国生 母の会

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